株式会社グローバルハート
企業と従業員のための
健全な企業年金を目指して
ご挨拶
株式会社グローバルハートは2000年7月に企業年金制度改革と資産運用のコンサルタント会社として設立されました。2001年と2002年に確定拠出年金法と確定給付企業年金法がそれぞれ施行され、企業が責任を持つ公的年金の補完制度として新しい企業年金制度が整いました。日本人の人口が増え経済が拡大する時代から、人口が減少し経済のパイが増えない時代に従業員の老後の生活資金を補完する新しい制度がスタートした訳ですがその後約20年が経過し、現在その目的が達成されているかどうかを検証すると残念ながら現在大きな疑問が残ります。
確定給付企業年金制度では正に受給権が厳格に保護されなければならず、法律にも明確に規定されています。また確定拠出企業年金制度は企業が行う「投資教育」のもとに従業員の年金資産の健全な形成に企業が責任を持たなければなりません。しかしながら実態はほとんどの企業が「金融機関」に所謂「丸投げ」状態で受給権の保護についての企業の責任が明確ではありません。確定拠出企業年金制度に至っては2022年11月現在加入者が約780万人でそのうち112万人つまり7人に1人は放置されており、運用されず経費だけが差し引かれその総額が約2,600億円となっています。
このような現状を踏まえ2023年には法律が改正され,企業年金制度の受給権保護がようやく厳格になり、米国のエリサ法(Employee Retirement Incom Security Act)に則った制度になります。
企業年金制度の運営管理と資産運用は企業と従業員の責任の下で執行されプルーデントマンルール(思慮深い投資家の原則)が適用されます。
グローバルハートではこのような新しい企業年金制度の運営と管理に約20年関与し、多数の企業及び企業年金にサービスを提供してまいりました。今後も今までの経験を活かし企業と従業員のための健全な企業年金の運営と発展に尽力してまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。
2022年12月吉日
株式会社グローバルハート
代表取締役 増田 博美